不妊治療

私の不妊治療歴〜不妊治療専門クリニック編〜

こんにちは!
あやです。

今日は、
前回の〜大学病院編〜の続きです。

私の不妊治療歴〜大学病院編〜こんにちは! あやです。 前回の〜地元のレディースクリニック編〜の続きです。 https://www.aya-money-life...

知名度や実績、
立地や口コミなどのいろんな条件から、
2つの不妊治療専門病院に絞り込みました。

それぞれを
Aクリニック、Bクリニックとします。

Aクリニックの初診

Aクリニックへは、
夫と一緒に初診へ行きました。

今までの治療歴を持参したのですが、
それを見た院長は難しい顔・・・。

院長
院長
早発閉経の人に対しての治療は、
ないことはない。

ただ、1つの卵がポッと出てくるまで
それを見逃さないよう慎重に、
根気よくいろんな方法を試しながら
やっていくしかないです。

県外で早発閉経を専門で扱っている病院があるから紹介することもできるけど、
当院から紹介した患者さんで
妊娠出産した人はまだ1人もいません。

もしウチで治療していこうと思うなら
全力を尽くしますから、
よく考えてまた予約の電話をしてください。

優先的に治療スタートできるよう
こちらで把握しときますから。

すごく優しく言葉を選んで、
親切丁寧に接していただけた印象でした。
やっぱり不妊治療専門なだけあって、
具体的な治療の詳しい説明もしてもらえたし、
自分の症状をよく理解してもらえている実感がありました。

でも、
これだけ不妊治療で有名な病院でも、
難しいと言われてしまった・・・。

 

先生のおっしゃった県外の病院というのは、
有名な大学病院のことですが、
それこそ私の症状が専門のところでも難しいんだと。
転院した人が
まだ誰も妊娠出産できていないなんて・・・!!

 

全力を尽くすと言ってもらえて心が揺れましたが、
なんとなく先生も自信が無いのかな
という印象を受けてしまいました。

とりあえず保留にして、
その翌週に
Bクリニックの受診前説明会に参加しました。

Bクリニックの受診前説明会

Aクリニックの初診を受けた翌週、
もうひとつ候補にしていた
Bクリニックの説明会に参加しました。

夫は仕事の都合で来れなかったので、今回は1人で。

 

結論から言うと、
そのBクリニックの
治療方針や院長先生の考え方にすっかり共感

この説明会によって得た知識もたくさんありました。

妊娠の主役はあくまでもタマゴ。

・卵子はどんどん減っていくし老化していく。

・妊娠したいなら何よりも治療を最優先に考える。

 

なんでもズバズバおっしゃるタイプの
院長先生だったので、
聞いていて正直ショックを受けることも。
自分の体の現実を突きつけられているようで…。

でも、全部、事実なんですよね。

今まで目をそらしていた事実に
ちゃんと向き合わせてくれました。


そして、この説明会で
AMHについて詳しく知ることができました。

なんとなくその存在は
知ってはいたけれど、
自分の卵巣年齢を知るなんて怖くて
避けていた検査。

(ただ、今まで通った病院では
検査を勧められたことはありませんでした。
AMHってことが
わかりきっていたからだと思いますが。)

どうやらそのクリニックでは
必ず最初にAMHの検査を受けるようでした。

AMHについて1番気になった説明は、

  • AMHがほとんど0でも、妊娠出産は不可能ではない。
  • 卵の数は少ないが、受精卵さえできれば年齢相当の妊娠率となる。
  • ほとんど0だからといって、もう絶対妊娠できないというわけではなく、あくまで治療ができるのは短期間だという意味。

AMHだからといって
落胆するのではなく、
治療できるのは短期間だけど
妊娠できるように頑張る!

と前向きに考えようということです。

これはすごく励みになりました。

 

説明会の後、
個別で院長先生に相談できる時間がありました。

そこで言われた院長先生からの一言で、
私はこのBクリニックに通うことを
即決することになります。

 

まず今までの治療歴を書いた紙を見せ、
「現在、大学病院では全く進歩がないこと」
を伝えました。

すると

院長
院長
こんな治療していたらダメだよ、
FSH上がる一方。
ここの大学病院に通ってたらダメ。
AMHは検査した?まぁゼロだとは思うけど。
早発閉経は、発覚してから2年以内が勝負だから
もう遅いかもしれないなぁ。

 え・・・

大学病院に通ってた10か月間、
まったくの無駄だったってこと?

AMH、ゼロ???

たしかにホルモン値の異常がわかってから
もう2年近く経ってしまってる・・・

私、もう手遅れなの?

 自分の症状については
なんとなくうっすらわかってはいたけど、
こんなにハッキリ断言されてしまうとさすがに辛い。

最後の砦とまで言われているクリニックの院長に、
こんなふうに言われてしまうなんて。

どんどん血の気が引いていきました。

 

そのとき。

院長
院長
すぐにでもうちに転院してきなさい
私が出勤の曜日に初診予約とって。

 

え・・・・(2回目)

 

私にとっては衝撃の一言でした。

 こんな状態なのに、
きっと治療が困難になる患者なのに、
受け入れてくれた・・・。

はたから見ると
強引なように思えるかもしれませんが、
院長先生の不妊治療に対する揺るぎない自信を感じました。

厳しい言葉も、
強引な態度も、
全部患者のためを思ってるからゆえなんだ、と。

だって、病院にとって治療成績は大切だし
引き受けるのは責任重大だと思うから、

最初から見込みの少ない私に対して
みずから『うちに来なさい』なんて、
なかなか言えないですよね?

 

Aクリニックは、
私が妊娠することがいかに難しいことかを
説明したうえ
で、
『それでもうちで治療なさるなら全力でサポートします』
というスタンスだった。
優しいとは思ったけど、
ある意味突き放されている感じがした。

自信がないから
最初に予防線を張っているように感じてしまった。
あくまでも、決めるのはあなた自身ですからねと。
(当たり前なんですけどね)

だからよけいに、
Bクリニックの院長先生のことを誠実だと思ったし、
信じてついていこう!と決めました。


やっぱり高度不妊治療ともなると、
自分に合うクリニックをちゃんと見極めて、
納得のいく治療を受けること
がとても大事だと思います。

Bクリニックへの転院

『ここだ!』と決めたBクリニックへ
早速転院することに。

クリニックは3つ目、
転院するのは
2回目。

もう本当に、
これで最後にしたいという思いでした。

 

説明会の後の院長先生との面談で
『私の出勤時に初診を受けて。』
と言われたので、帰りに予約をとったら

『院長の初診だと、2か月先になります。』

 

えーーーーーー

この説明会の予約をとるのにも
約2ヶ月かかったのに、
さらに2ヶ月・・・。

早発閉経の身にとって
何が大事かって、
一刻も早く治療を始めること。
1日も無駄にできないんです。

 でも・・・。

やっぱりあの院長の初診を受けたい。


ということで2か月先の予約をとりました。
それまでは、大学病院への通院を一応続けました。
(やっぱり何の進展もなかったけど。)

でも、
進展がなかったからこそ転院しやすかったです。
大学病院の先生には特に何も言わず、
フェードアウトのような感じで転院しました。
ちょうどリセットするタイミングで。

大学病院での治療のメリットは、

  • わりと保険がきく場面が多くて金銭的にそこまで悩まなかったこと
  • 先生たちが優しかったこと

この2つくらいでした。

あくまでも私の目的は
妊娠・出産すること。
どんなにお金がかかっても、
先生が厳しくても、
結果さえ出てくれれば何の問題もない。


転院先の病院は
基本的に保険適応外の自費診療になるので、
高額な治療費がかかることは承知していました。

結婚してからも
フルタイムの正社員で仕事を続けていたので、
転院を決めたときも
今までどおり自分のお給料はすべて治療費にまわす
という覚悟を決めました。

『わたしは治療費のために働く!!!』
と割り切って。

夫は生活費の面で協力してくれました。


説明会に出たときの印象やネットでの口コミから
院長先生の厳しさは感じていたので(笑)
それは納得の上だったし、
院長をはじめ先生方の言うことは信じて
言われたとおりに治療に臨むという覚悟も決めていました。

 ようやくBクリニックの初診しかし!!

そんな感じで意気込んで迎えた初診の日。

なんと。

 

院長まさかの急用により不在。

運悪すぎーーーー!!!

かなりショックでした・・・。
この2ヶ月間はなんだったの・・・。

でもかわりに初診を担当してくださった副院長が
とっっっても良い先生だったので、
そのショックは吹き飛びました。

ドライな院長とは正反対で、
副院長は癒しの存在でした。

そして最初は諸々の検査を受けたのですが、
この中に
問題のAMH検査がありました。。。。。

衝撃のAMH数値

初診前の個別面談の際に、
すでに院長からは

AMHはゼロだと思うけど』
と当然のように言われてしまってはいました。
でもやっぱり結果を聞くまでは緊張…!

そして、渡された検査結果。

 

 

AMH 0.00

 

 

・・・はい?????

さすがに固まりました。

1以下というのは覚悟していたけど、
0.00って・・・・・

ひとつもないってこと???

 

正確には、0.00だとしても
ひとつもないというわけではないんですが、
(限りなくゼロに近いのは確かですが)

このときはもう頭がパニックで

タマゴがひとつもないってことは
私、本当に妊娠できないのかもしれない

としか思えなかったです。

も先生は

先生
先生
それでは体外受精に向けて進めていきますね〜

と淡々としている。

「あれ…?ここには他にも同じような症状の患者さんが通ってるのかな?0.00なんていう数値だからこれはもう無理ですって言われるかもしれないと思ったけど、とりあえず治療は進めてくれるんだ・・・」
と、とりあえずホッとしました。


それからかなりの検索魔になり、
AMHゼロでも妊娠した人はいるという
産婦人科医のコメントを見つけたりしたものの、

「実際にAMHゼロで妊娠した張本人の言葉」
っていうのはなかなか見つけられなくて。

もともと早発閉経自体が珍しいことだし、
2030代でAMH0.00なんて
ほとんどいないから当たり前だと思いますが。

実際、そのクリニックに通う前までは、
エコーで卵胞が見えたことは1度もなかったんです。

だから、
もしかしたら本当にタマゴがひとつもないのかも、
という不安は拭えませんでした。

タマゴがなければ、
何もできない。

 でも、
こんな絶望的な状況なのに、
同時にこんなことも思っていました。

とにかく、
タマゴさえ採れれば妊娠できるはず。

 無理矢理自分に言い聞かせていた、
といえばそうかもしれません。
でもなぜかそんな気はしていたんです。

奇跡的に採卵ができたとしても、

  1. そのタマゴが正常に分割して、
  2. 受精卵になって、
  3. 移植して、
  4. 陽性反応が出て、
  5. 胎嚢・心拍が確認できて、
  6. お腹で順調に育って・・・

と、出産までは
いくつもいくつもハードルがあるにもかかわらず。

卵胞が育つこと自体が奇跡な私の場合、

「採卵」という最初のハードルさえクリアできれば、あとは絶対にうまくいく!!!

という謎の自信がありました。

私は極端に 数が少ないだけで、
タマゴの質は良いはずだと信じたかった
のかもしれません。

そうでないと、
メンタル的にやっていけそうにありませんでした。

私がしていた基本的な治療の流れ

このクリニックに転院してから約1年間、
基本的には同じ治療の繰り返しでした。

AMH+高FSHのため、
もちろんクロミフェン採卵しかできません。

流れを簡単に言うと、

とにかく内服薬やエストラーナテープで
ホルモン値を調整して、
卵胞が育ってくるのをひたすら待つ。

ホルモン値によっては、
途中でアンタゴニスト注射を打つことも。

卵胞がもし見えてきたら、
HMG注射も加えて刺激を続ける。

卵胞が順調に育てば採卵。
その卵胞が途中で消えてしまったり
最初からずっと育ちもしない場合は、
プレマリン
+ノアルテンでリセット。

1年のあいだに、
この採卵周期を8回続けました。

結論から言うと、
卵胞らしきものが見えたのは
そのうち6回(しかも毎回1個のみです)。

6回中、
途中で消えてしまったのは4回。
採卵までいったのは、2回。

採卵までいった2回のうち、
1回は空砲。

 

そうなんです。
卵子がとれたのはたったの1回、1個のみです。

 

さすがAMH 0.00ですよね。
当時はとにかく
目の前の治療に必死になるばかりでしたが、
今こうして改めて振り返ってみると、
本当に厳しい状況だったんだな、と実感します。

 

次回はこのBクリニックでの、
妊娠までの流れの詳細について。
続きはこちら↓

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