不妊治療

【不妊治療中のメールカウンセリング】私が送っていたお悩みメールを公開〜前半〜

こんにちは!
メンタルケアカウンセラーのあやです。

先日こちらの2つの記事で、
私が不妊治療中に受けていたメールカウンセリングについてお話しました。

【不妊治療中】まわりからの妊娠・出産報告がつらいとき、どうすればいい?こんにちは! メンタルケアカウンセラーのあやです。 今日のテーマは 妊娠・出産報告されるのがつらいときの対処法について。 ...
【不妊治療】1人で悩まないでくださいこんにちは! メンタルケアカウンセラーのあやです。 今日のテーマは、 「不妊治療中に悩んだときはどうすればいいか」 について...

今回は、
このメールカウンセリングで
私が送っていた内容を、
そっくりそのまま大公開します!

メールカウンセリングのメリット・デメリット

まずはメールカウンセリングについて
さらっと説明します。

その字のとおり、
メール・チャット・SNS等を使った非対面式の文章(文字)のみで行うカウンセリング。

実際に受けてみて、
このようなメリットとデメリットを感じました。

★メールカウンセリングのメリット

  • 後で何度でも見返せる
  • 時間を気にしなくてもいい
  • 文字にすることで自分の気持ちも整理される

★メールカウンセリングのデメリット

  • すぐに返信が来ないことがある

まわりに相談できなかった私は、
このサービスがなかったらどうなっていたんだろう…
と思うくらい救われました。
つらいことがあるたびに、
カウンセラーさんにメールしていたんです。

不妊治療というデリケートな話題ということもあり、
メールカウンセリングはこんな人におすすめです。

  • 対面でのカウンセリングはちょっと抵抗がある
  • だれかに知られたくない
  • 匿名でやりとりしたい
  • まずは気軽に悩みを吐き出して受け止めてほしい

さぁ、次はいよいよ
実際送っていたメールの内容です!

1通目

「わたしは今、正直、現実から目を背けたい気持ちでいっぱいです。
でもまわりの人に支えられ、なんとか気持ちを保っている状態です。

まずは、これまでの治療歴について。

私は28歳で結婚しました。
若い頃から生理不順がひどく、ピルを飲んだりしていたので、近所の婦人科に通っていました。
その病院も、地元では不妊治療を専門にしているそこそこ有名な病院だったので、ドクターから「結婚したらすぐ治療を始めた方がいい」と言われていました。
結婚後の血液検査で閉経直前の数値と言われて相当ショックを受けましたが全く実感がわきませんでした。

そのときは事の重大さにまだ気づいていなかったんです。

そのあと大学病院を紹介され、通うことになりました。
早発閉経とのことで、最初から体外受精に向けた治療をしていくことになりましたが、約1年弱のあいだ卵が育たず、採卵さえできませんでした。
毎回同じ事の繰り返しでまったく進歩している実感がなかったため、前から行きたいと思っていた高度不妊治療専門のクリニックに転院することを自分で決めました。
去年の8月から通っています。
最初にAMHの値がゼロと言われたとき、頭のどこかではわかっていましたが絶望でした。
でもクリニックでは、毎回薬を変えたりして卵をなんとか育てようと工夫していただいています。
11月に卵胞が1つだけ育ち、ついに採卵…!
かと思いきや、卵は取れませんでした。
それ以降、まだ卵胞は育っていません。

私のまわりではまさに出産ラッシュです。
結婚した友人は、みんな子供ができました。
大げさではなく、ほんとに全員です。
治療していると聞いていた友人も、治療の末に見事妊娠し、出産しました。

自分が治療を始めてから、まわりの妊娠報告に敏感になり、素直に喜べなくなってしまった自分が嫌で嫌でしょうがないです。
なんでみんな当たり前のようにできているのに、自分にはできないんだろう…と思ってしまい、そういった話題を避けるようになり、子持ちの友人にも会えなくなりました。

このようなネガティヴな気持ちは常にあるのですが、幸い、主人は治療に協力的ですし、
優しくポジティブな言葉をかけてくれます。
そして、双方の親もプレッシャーをかけてくることなく見守ってくれています。
一部の友人にも治療中であることは話しており、応援してくれています。
すでに二児の母である私の妹も、常に私を気にかけてくれていて心の支えです。
こういったまわりの環境に恵まれているおかげで、前向きに頑張れている状態です。
もちろん、クリニックも本当にレベルが高く、難しいケースの場合も今まで成功してきたと思いますので信頼しています。

私自身子供が大好きで、心から欲しいと思っています。
ただ、よく例えられるように、不妊治療は出口の見えないトンネルで、しかも私の場合は極めて可能性が低い。
希望は常に持っていて子供ができるまで治療もやめるつもりはありませんが、やはりどこか不安で苦しいです。
クリニックに通っている他の患者さんももちろんそうだとは思いますが、正直、採卵とか移植とかの話さえできない私みたいな人他にいるんだろうか?と思ってしまいます。
20代で早発閉経と診断されるなんて…。

同じ境遇の人がまわりにもちろんおらず、誰にも相談できないので、今回相談させて頂きました。
長文、大変失礼いたしました。
読んで頂き、ありがとうございます。」

初回からこんなに長文の重たーーーいメールを送っていました。
読み返すと、当時の辛い思いが鮮明に蘇ってきます。
私、病んでましたよね…。
メールカウンセリングのすごいところは、
こうやって文章を書いているだけで、

  • 自分が今どんな思いなのか明確になる
  • 気持ちが整理できる

という点です。

そして、カウンセラーさんも治療経験者だったため
同じ経験をした人に悩みを共有してもらえるという心強さがありました。

返信内容はここで公開できないのですが、
びっくりするくらい共感してもらえて
1度のやりとりですっかり安心できたのを覚えています。

2通目

2回目に送ったメールでは、
主に仕事との両立について相談しました。

「お返事ありがとうございます。
悩みをこうして聞いて頂けてるだけで気持ちが楽になります。
実際に不妊について調べていらっしゃって、言葉のひとつひとつに説得力があります。

今日は仕事との両立についてもお話させてください。
今、フルで仕事をしていて、上司にも治療のことは話してあり、融通をきかせてもらっているので、ありがたいことに両立できています。
先輩たちは次々と出産で退職していき、勤続5年ですが実質リーダーとして働かせてもらっています。

夫は、「仕事をやめた途端ストレスフリーになって妊娠したという話をよく聞くし、辞めてもいいよ」と最近言います。
とにかく私達は何よりも妊娠を優先しているので、夫なりに色々と方法を考えてくれているんです。

でも、今でさえ採卵までいっていないのに治療費に毎月何万円もかかっていて、今後採卵、移植までいけたとしたらさらにかかります。
体外受精の助成金も、採卵からでないとおりないみたいですし、市の助成金は、一般不妊治療のみのため適応していないので、今は何の助成金も受けられない状態です。(去年1年で40万円以上かかり、医療費控除では2万ほど戻ってきました。)
自分の安定した収入やキャリアがなくなることに不安を感じてしまいます。

何より、仕事をやめたとして治療には専念できますが、治療のことばかり考えて逆にストレスになってしまうのではないか?と、なかなか決断できません。
今まで仕事のおかげで気が紛れたことが何度もあります。
それがなくなっても大丈夫なのか?

その一方で、職場は少人数制のため、ある程度融通はききますがやはり急だと休みにくい雰囲気があり、迷惑をかけてしまうことにストレスを感じているのも確かです。
私には時間がないため、妊娠することを何よりも優先するのはもう決めたので、犠牲を伴うのは承知ですが、そのためにどうすることがいちばん正しいのか?
ずっと悩んでいます。」

わりと融通はきかせてもらえる職場だったのにもかかわらず、けっこう悩んでいたんですよね・・・。

不妊治療って、治療自体のこと以外にも、
それにまつわるお金だったり仕事だったり人間関係だったり、悩むこと多すぎやしませんか?

でも・・・
治療を乗り越えるのは相当なパワーが必要ですが、
その経験によってメンタルが強くなったり人に優しくなれたりするのは確かです。

カウンセラーさんは
このメールに対して、
ご自身の体験も交えて返信してくれました。

3通目

「仕事との両立のお話、勉強になりました。
自分の治療費は自分で出したいので、やはり妊娠できるまでは無理しない範囲で仕事を続けようと思います。

先週、4ヶ月ぶりに採卵によって1個だけ成熟卵をとることができ、顕微受精によって受精卵になったので初めて凍結することができました。
クロミフェン刺激のため、1個しかとれなかったんですが、私にとっては大きな前進ですごく嬉しい気持ちになりました。
ただ、最低でも3個は貯卵しないと移植まではすすめないとの方針なので、また採卵に向けて卵を育てていく予定です。
もともとせっかちな性格に加えて、こと妊娠に関しては焦りもあるのですが、1番良い状態で移植をしたいので病院を信頼して頑張ります。
大学病院に通っている頃は、卵胞が育つどころかfshさえいっこうに下がらず、ずっと足止め状態だったのに、このクリニックに通い始めてからは本当に少しずつですが、前にだけ進んでいる感じです。
先生たちは真剣に治療方針を考えてくれて結果を出していて、本当に素晴らしいクリニックだと思います。

ところで、治療中の私にとって今まででいちばんグサッときたのは、不妊治療についての本の中で、「あなたの夫は、あなた以外の健康な女性と結婚していたら、今頃子供を抱いている」というような文があったことです。
そんなこと百も承知だし、本当に落ち込みました。

でも、私も夫も、子供が欲しいから相手は誰でもいいというわけではなくて、ふたりの子供が欲しいんだからと自分に言い聞かせています。
夫も、きっと想像以上に苦しんでいるはずだと思うと、たまに振る舞い方に困るときがあるのですが…
例えば治療の中で、どんなに悪い結果でもいつも明るく前向きにしていたら、「ちゃんと真剣に取り組んでいるのか?開き直ってるんじゃないか?」て思われないだろうかとか、あからさまに落ち込みすぎても、夫も気が滅入るだろうし…とか。
私も考えすぎだと思うんですが、夫が優しいため甘えてしまいます。
前に、わたしのせいでごめんねって言ったら、2人の問題なんだから謝るなって怒られました。

夫を早くお父さんにしてあげたいです。
夫は一人っ子なので、義両親も内心は孫が欲しくて仕方ないと思いますし。
子供ができれば、今の治療の辛さはきっと吹き飛ぶはずだと信じて頑張るしかありませんよね。
脈絡の無い文章で申し訳ありません。」

…この「あなたの夫は、あなた以外の健康な女性と結婚していたら、今頃子供を抱いている」と書いてあった本、めちゃくちゃひどくないですか?
信じられない話ですけど、
本当にこの目で見ました。

まったくそのとおりなんですが、
そんなズバッと言わなくても…。

これを見たときすぐに本を閉じて、わーわー泣きました。
夫に申し訳なくて・・・。
しばらく頭から離れず、辛かったです。

うちは100%私に不妊原因があったので、
夫を早くパパにしてあげたい気持ちと
親たちに孫を抱かせてあげたい気持ち
それができないもどかしさで苦しかったことを
今でも鮮明に思い出します。

このメールに対しての返信の中で、
ハッとさせられたカウンセラーさんの言葉があったので、私なりに噛み砕いたことをシェアさせていただきます。
自分のほうに不妊の原因があると、
「私のせいでごめんね」
と旦那さんに言ってしまっている方も多いと思います。
でも、
「私のせいで」というのをやめて、
「落ち込んじゃってごめんね」
と変えてみたり、
「ごめんね」をやめて
「協力してくれてありがとう」
に変えてみてはどうでしょうか?
私のせいでごめんねって言われ続けていると、
言われているほうは、
本当にそのように思えてきてしまうからです。
だから、
・自分は妻に感謝されている
・妻に必要とされている存在
だと思ってもらえるような言葉を選ぶと、
夫婦の関係も良好に保てると思います。

それでは、
本日はここまで。

後半はこちら↓

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